※更新情報
2021年6月よりティビダボへの新しいケーブルカーが開通しました。
それに伴い、カタルーニャ広場からの直通バスは停止。
また、ガイドブックでよく紹介されているスペイン最古の路面電車(ブルートラムTrambia Blau)は、工事のためサービスを停止しています。
2024年最新の行き方に更新しました。
ガイドブックにも記載されており、ティビダボ(Tibidabo)をご存知の方も多いのではないでしょうか?
ティビダボはバルセロナの街の北西のそびえる丘。
バルセロナの街並みや、地中海を一望できる絶景がおすすめです。
ティビダボの有名スポット
- ティビダボ遊園地
- サグラット・コール教会
- コイセローラ・タワー
滞在に余裕があれば、ぜひ半日だけでもティビダボまで足を延ばしてみてください。
いざ、ティビダボへ。
ティビダボ(Tibidabo)への行き方・カタルーニャ広場からのアクセス
2021年6月より、ティビダボへの新しいケーブルカー(Cuca de Llum / クカ デ リュム)が開通しました。
カタルーニャ広場から直通でティビダボの頂上へ行くバスは停止され、ふもとの駅からケーブルカーを利用して頂上まで行きます。
カタルーニャ広場からティビダボへの行き方
Googleマップなどで検索するとさまざまなルートが出てきますが、カタルーニャ広場から乗り換え&徒歩ルートの少ない行き方です。
- カタルーニャ鉄道(L7)でAv.Tibidabo(アベニーダ・ティビダボ駅)へ
- Av.Tibidaboからバス(T2Cまたは196番)でケーブルカー乗り場へ
- ケーブルカー(Cuca de Llum)でティビダボ頂上へ
また、バルセロナのツーリストバスを使うとAv.Tibidabo駅の近くで下車することができます。
ツーリストバス下車後は、T2Cまたは196番のバスでケーブルカー乗り場へ。
注意点や迷いやすい点を踏まえ、さらに詳しい行き方を解説します。
バルセロナの中心にあるプラサカタルーニャ駅から、カタルーニャ鉄道(L7)へ乗ります。
所要時間:約10分(6駅)
Barcelona Plaça Catalunya:バルセロナ プラサカタルーニャ駅
Av.Tibidabo:アベニーダ・ティビダボ駅
バルセロナの地下鉄は、バルセロナ市営交通局のTMB(一般にメトロと呼んでいる)とカタルーニャ鉄道(FGC)の2社が運営しています。
L7はカタルーニャ鉄道(FGC)の運営の地下鉄で、メトロの切符で乗車できます。
メトロの乗り放題券や回数券もそのまま使えます。
プラサカタルーニャ駅内ではFGCの方へ進んでください。
プラサカタルーニャ駅は大きく、ランブラス通り付近の出口が近いです。
ケネディ広場にあるAv.Tibidabo駅から、T2Cまたは196番のバスでケーブルカー乗り場へ行きます。
T2C:ティビバス/Tibibus(ティビダボのバスサービス)
196:バルセロナ市営交通局(TMB)のバス
T2Cバスの乗車料金は、ティビダボ遊園地のチケットに含まれています。
事前にオンライン購入、またはケネディ広場横のティビダボストアでも購入できます。
TibiBusT2Cの停留所
Av.Tibidabo駅の近くにあるケネディ広場の近く(ティビダボ通り沿い)にあります。
T2Cはケーブルカー乗り場へ直通でわかりやすいため、運行されている日であればこちらを利用しましょう。
196番のバスの停留所
Av Tibidabo – La Rotondaから、Pl del Doctor Andreu – Funicular del Tibidaboまで乗車します。
Plaça Doctor Andrew (プラサ ドクトール アンドレウ)からCuca de Llum (クカ デ リュム)と呼ばれる新しいケーブルカーで、ティビダボの頂上へ行くことができます。
Estació Inferior:下駅
Estació Superior:上駅
ケーブルカーの料金は、ティビダボ遊園地のチケットに含まれています。
事前にオンライン購入、またはケネディ広場横のティビダボストアでも購入可能。
ケーブルカーのチケットのみも販売されています。
直通バスはとても便利だったため残念ですが、新しいケーブルカーではパノラマビューを楽しみながら頂上へ向かうことができます。
ぜひ、ケーブルカーからの景色も満喫してくださいね。
以前の直通バスについて
- カタルーニャ広場からの直通バスT2A
- 片道約30分
- 片道3€
- 30分間隔で運行
ティビダボへは、カタルーニャ鉄道とスペイン最古の路面電車・丘まで登るフニクラを乗り継いで行く経路がよくおすすめされています。
カタルーニャ広場からのシャトルバスなら、ティビダボまで直通。
乗り換える必要がありません。
シャトルバスに乗ってしまえば迷うこともなく、旅行者には安心です。
ただ、カタルーニャ広場のバス乗り場が本当にわかりづらいので、私のように迷わないよう正確なバス乗り場の位置をお伝えします。
カタルーニャ広場からの【ティビダボ行きシャトルバスT2A】乗り場はどこ?
- カタルーニャ広場の前にあるDesigual付近
- バス停に大きな目印はなく標識1つのみ
- チケット売り場はなく乗車時に支払う
カタルーニャ広場のバス停
ただし、このバス乗り場がわかりにくいです。
実際のバス乗り場は、大きな目印はなく目に留まりにくい。
バルセロナ市内を走っているバスのバス乗り場には、屋根やイスが設置されていますが、ティビダボへの直通バスの乗り場は、バス停らしさは全くありません笑。
この標識のみ!!笑
赤マル地点の交差点に1本の標識が佇んでいます。
写真の青いバスが、ティビダボ行き直通バスT2Aです。
チケット売り場があるのかな?と、後ろの建物(Desigual)側をずっと探していたため、全く気づきませんでした。
バスの時刻表も柱部分に
バスに乗る時に、運転手さんに料金を支払います。
時刻表が読めなくても、30分間隔でバスが来るので安心してくださいね。
ティビダボからカタルーニャ広場へ帰る際は、降りたバス停がそのまま帰りのバス乗り場になります。
(バス停の写真を撮り忘れてしまいました…)
バルセロナのツーリストバスでティビダボへ(ケーブルカー乗り場まで)
バルセロナのツーリストバスを使うと、バルセロナ市内のさまざまなスポットからティビダボへのケーブルカー乗り場まで行くことができます。
- ツーリストバスの青ルート「TRAMVIA BLAU – TIBIDABO」停留所で下車
- バス(T2Cまたは196番)でケーブルカー乗り場へ
- ケーブルカー(Cuca de Llum)でティビダボ頂上へ
バルセロナのさまざまなスポットを簡単に巡れる、何度でも乗り降り自由の乗り放題のバスチケットです。
ツーリストバスと言ってもみんなで観光するのではなく、自分の好きなタイミングで乗り降りできます。
バルセロナの有名スポットを網羅しており、滞在時間に余裕のない方におすすめです。
ツーリストバスについては別記事で詳しくまとめています。
ツーリストバスを下車後は、バスでケーブルカー乗り場へ移動します。
ティビダボ観光
ティビダボはバルセロナの北西にある丘で、バルセロナの街や地中海を一望できます。
中心地から見ると、丘と言うより山!?というくらいです。
ティビダボの有名スポット
- サグラット・コール教会
- ティビダボ遊園地
- コイセローラ・タワー(テレビ塔)
サグラット・コール教会とティビダボ遊園地は隣接していて、セットで行くことができます。
コイセローラ・タワーは、この2つとは少し離れています。
ティビダボにあるサグラット・コール教会
サグラット・コール教会とティビダボ遊園地はとても近くにあり、どちらも観光できます。
バルセロナ市街地と反対側の景色も素敵です。
教会横の道にはベンチがあり、景色を眺めながら休憩することもできます。
階段を進むと白い建物の入り口前に展望スペースがあり、バルセロナ市街地と地中海を眺めることができます。
写真の中央付近にあるのはサグラダファミリア。
絶対晴れの日に訪れてほしいと思うのは、この眺めを楽しむためです。
写真には写っていませんが、モンセラットで有名な黒いマリア像がここティビダボの教会にもあります。
続いて、教会の前にあるティビダボ遊園地へ。
ティビダボ遊園地・無料のパノラマエリアがおすすめ
ティビダボの丘の上にあり、1901年に開園した歴史のある遊園地です。
無料で入れるパノラマエリアがあり、1回用のチケットでアトラクションも利用できます。
また、パノラマエリアのチケット(19ユーロ)を買うと、ケーブルカー・T2Cバス・パノラマエリアのアトラクションがすべて含まれます。
ケーブルカーのみのチケット(T2Cバス含む)は12ユーロ。
アトラクションにも乗れるパノラマエリアのチケットは、遊園地をがっつり楽しまない人にもおすすめです。
遊園地を満喫したい方には遊園地チケット(35ユーロ)がぴったり。こちらもケーブルカー・T2Cバス・遊園地のアトラクションがすべて含まれます。
事前のオンライン購入も可能。
私が訪れたときはあまり混んでいなかったため、現地で天気や時間を見ながらチケットを選択するのも良いかもしれません。
遊園地の手前にあるパノラマエリアにあるアトラクションは、どれでも1回券3ユーロ(2024年現在)で乗ることができます。
パノラマエリアの入り口にゲートのようなものはなく、このモニュメントが目印です。
ここを通り抜けると、無料で入れるパノラマエリアです。
私たちは遊園地には行かず、パノラマエリアで1回券を購入しました。
時間が限られているときは、パノラマエリアだけでも満喫できますよ。
無料パノラマエリアで楽しめるアトラクション
- 飛行機
- カルーセル(メリーゴーランド)
- ギラダボパノラマホイール(観覧車)
- アタラヤ(空中ブランコ)
- オートマトン博物館
パノラマエリアにあるアトラクションは、1回券またはパノラマエリア内のチケットを購入すると利用可能です。
観覧車と重なっていて少しわかりにくいですが、手前が空中ブランコ・アタラヤ。
【ティビダボTibidabo】おすすめの日&時間帯
- 晴れの日
- 晴天の景色を見るなら午前中から明るい時間帯
- 夜景を楽しむなら夕方から夜
- 遊園地・パノラマエリアの開園日&開園時間
やはりバルセロナの街と地中海を臨む景色がおすすめです。
景色を楽しむなら、やっぱり晴れの日。
個人的な感想ですが、天気の悪い日はティビダボの良さが半減してしまいます。
私の持っているガイドブックには夜遅くまで遊べる!と記載されていましたが、個人的には明るい時間帯がおすすめです。
遊園地に入るかどうかで、滞在時間を決めましょう。
- 見て回るところはあまり多くない
- お土産などの店舗も限られている
遊園地のアトラクションに乗らない場合、バルセロナ中心地からの半日トリップが丁度よいと感じました。
コイセローラ・タワーにも展望台があります。
季節にもよりますが、丘の上ということもあり夜になると少し寒くなりそうです。
私の行った日は風が強かったです。
ティビダボへ行く日程で気をつけるべきは、遊園地と無料パノラマエリアの開園日&開園時間。
ティビダボのメインは、景色・教会・遊園地です。
遊園地に興味ないな…という場合でも、遊園地の無料パノラマエリアは入る価値あり。
TI・BI・DA・BOのモニュメントもかわいい。
【ティビダボ】バルセロナ中心からの行き方と教会・遊園地【まとめ】
- 晴れの日がとくにおすすめ
- ティビダボ遊園地の無料パノラマエリアが◎
- サグラット・コール教会からバルセロナ一望が絶景
カタルーニャ広場から直通バスは停止されましたが、乗り換えと徒歩ルートの少ない行き方をまとめました。
景色をみてゆっくりするのにもぴったり
午前中や明るい時間帯の半日トリップだと、景色を存分に楽しめます。
半日だけでも余裕があれば、ぜひティビダボへ。
バルセロナ中心地から30分以内で行けるバダロナ(badalona)も、半日トリップにおすすめです。
地中海沿いのバダロナで、ゆっくり滞在するのもおすすめです。
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